現在は、国民健康保険加入者は40歳以上になると年に一回の健康診断を受けることが出来ます。
実はこれ、国が各自治体に健診の受診率をあげる様に指導していて、ある基準にならないと国民健康保険の交付額を減らすことになっているのです。
そうなると国民健康保険の保険税が高くなってしまいます。
ですから、民健康保険加入者で40歳以上の方は必ず受けるようにしましょう。
とまあ前置きが長くなったところで本題。
その健診を先月の末の29日に受けました。
何しろその週は色々あったのでストレス溜まりまくりで健診の結果にどのように影響するのか心配でした。
健診はまずは、ドクターによる問診と血圧測定、聴診器による心音と呼吸音のチェック、ベットに寝かされて触診による内臓のチェックと足のむくみの有無、そして血中酸素の量のチェック。
これすべて問題無し、特に血圧は117の72で優秀と言われます。
次に別の部屋に行って、看護師による身体測定。
心電図を録り、体重、身長、腹まわりを測ります。
腹まわりは85cmジャストなので引っかかってしまうのですが、これは毎年の事。
そして、次が血液検査のための採血。50ml位のアンプル4本採るので結構時間がかかります。
その間、ドクターが心電図を見て異常無しと教えてくれます。
ここまではストレスの影響は無いようなので一安心です。
そして小水を採って、胸のレントゲンを撮ったら終了。
受付で自己負担金800円なりを払い、大腸ガンチェックの鮮血検査採取のキットを受け取りクリニックを後にしたのでした。
で、2日間連続で大腸ガンの検便を採取してクリニックに届け、後はその結果を数日後に聞きにいくだけです。
さて、問題はその結果です。いつも引っかかるのが血液検査でコレステロール値と尿酸値なんですよねぇ。
ただし、毎年その値が大幅に標準値を越えるのではなくて、ちょっと気をつければすぐに標準値内に収まる程度なのです。
運命の結果を先日聞きに行ってきました。
順番が来て診察室に入り、ドクターがおもむろにしゃべり始めます。
まずは鮮血検査と小水は異常無し。そして胸のレントゲンにも異常がある影は無し。心房の大きさも普通で肥大の傾向無し。ここまではいつもの事であまり心配はしていません。
問題は血液検査、その表をドクターが見て・・・「うーん、コレステロールがホンの少し高いですねぇ」やっぱし。
「毎年なんですよねぇ、気をつけているのですが。」と言うと、ドクターも「そうみたいですねぇ」と笑っています。
「◎×△さんの場合、普段の生活には特に問題があるようには見えないので、もしかすると、この値があなたの標準なのかもしれません。あとやるとすればコレステロール値を下げる食品を積極的に採る事くらいです。」と言ったのでした。
具体的にはポリフェノールの含まれる赤ワインを一杯(いーっぱいではない)毎日飲むとか、ココアでも良く、またトマトリコピンも良いのでトマトジュースを毎日飲むとか、後は青魚を積極的に食べるように心がけると良いと言われたのでした。
「特に青魚はイワシが良いですよイワシが、毎日数本ずつ食べると相当効きます」と言うのです、イワシは好きだけど毎日はねぇ・・・。
さて、もう一つの問題の尿酸値の方です。
ところがなぜか今回は5.8の正常値内。
こちらも毎年引っかかるんですよとドクターに言うと「5.8なら立派なもんです。まったく問題無し。体重が少し落ちました?」と言います。しかし体重その物は変化無しというとドクター曰く「それなら、体脂肪が少なくなっているのかもしれません。他に可能性として少ないのですが、コレステロールと尿酸値を下げようと体重を落とすために運動をするとかえって尿酸値が上がる場合があるので、前はもしかするとそうだったのかも・・・」
他の中性脂肪値、血糖値、γGTPなども異常無いのでコレステロール値だけ気をつけて下さいと言われました。
「分かりました、また一年修行をして来年も来ます。」と言ってクリニックを後にしたのでした。
ひとまずストレスの影響は無かった様で、良かった良かった。
でも、コレステロール値を下げるためには、様々な事に気をつけたいと思います。