今日の午後、こんなものを作っていました。
この写真の状態は外形が組みあがったところの、まだ製作途中です。
材質は杉材、本当は腐敗しにくいヒバか何かを使いたいところですが、手持ちの関係で杉材で作りました。
ここから、ガスバーナーを使って全体を黒く焦がし目を付けます。
こうすると腐りにくくなります。
塗装すれば良いじゃないかとツッコミがあるかもしれませんが、通気性を重視するため塗装は出来ないのです。
焦がし目をつけた後、ボロ布でふき上げて、フタに丁番をつけて出来上がり。
これ、ミミズを飼って増やすための箱です。
だから塗装できないのです。
従来使っていた、木製の植木鉢がかなり痛んできたので、しばらく前から取り替えることを考えていました。
また木製の植木鉢にしても良いのですが、もう少し使いやすい箱を作ろうと前々から思っていたのです。
ここに腐葉土を入れて、
ミミズを投入。
水を与えて、後は時々クズ野菜か果物を食べた後の皮なんかを入れてやれば、勝手にミミズが増えてくれます。
ま、要するに木で作った、小さなミミズコンポストなのであります。
木製の箱は腐ってあまり長持ちしませんが、通気性が抜群なのでミミズの飼育には最適です。
底板が一番腐りやすいので、構造上底板だけ交換しやすい様にしています。
もう一つ、こっちは修理です。
木製エサ入れの底板に穴が開いてしまいました。
先月獲ってきたミミズを入れっぱなしにしていたら、腐ってしまったのです。
まあ、これを買ったのは20年位前で、かなり使い込んでいましたので、自然と痛みが進んでいたのです。
このエサ入れの材質は桐材。
桐材は、木材の中でも軽くて、通気性が非常に良いので、エサ入れに最適です。
水を吸っても狂いにくい性質があるので、その点でもエサ入れに適しています。
ちょうど良い桐材の板が手持ちがありました。
これは100円ショップのダ◯ソーで買ったもの。
厚みがややありますが、問題はないでしょう。
底板を外したら、バラバラになってしまいました。
後は木材をサイズを合わせて切ってクギ打ちするだけです。
使った後放置などせずに、ちゃんと洗って乾かせば、これであと10年は持つでしょう。
まだまだ使うよ。
こんなことをしていた、日曜の午後でした。