1時過ぎにボートを降りたのですが、そのまま帰るにはあまりにももったいない。
雨の方は時々パラパラと降るくらいで、陸っぱりの釣りが出来ないほどではありません。
ただ、投げ釣り用の竿は持ってきていなかったので、砂浜や堤防からビューンと言うわけには行きません。
そこで、前にも少し竿を出したことがある、金谷の近くの小磯に行くことにしました。
昼食を食べて、少し休んでから、金谷に向かいます。保田からは4Km位ですので、すぐです。
場所は金谷北港から150mくらいですので判りやすい場所です。金谷北港前には釣りエサを売っている店もありますので、便利です。
金谷インターに入るための道路高架の下で竿を出せば、雨が降っていても濡れることはありません。
その近くには小さな公園があって、駐車場もありますので安心して車を停められます。
3時頃から釣り始めました。
さて、ここで使ったタックルです。
竿4.5m万能延べ竿、道糸2号ナイロン、錘ガン玉5B、針スレ鯉バリ8号道糸直結
以上です。超シンプル仕掛けです。
ゴロタ場の小磯ですので、複雑な仕掛けは根掛かり必至。シンプルが一番です。
たとえ、ロストしてもすぐに作りなおせます。
スレバリにしたのも根掛かりの時外しやすいからです。
また、スレバリはかかった魚を触ることなく、針をちょっとひねればすぐに外すことが出来ます。魚を弱らせません。
針掛かりも良く、またエサ付けも楽です。アオイソメの口から中の硬いところを通し刺すことが出来ます。
欠点はバラシが多くなりますが、延べ竿で数釣りを狙うには非常に有利だと思います。
目標はすぐ前の水深50cmくらいの場所。直径2mくらいの平岩数個と、その間に海藻が生えているのが見えるところです。
最初は岩の手前に仕掛けを落として探ります。反応なし。
そこで岩の側面から向う側に仕掛けを落とします。
糸ふけを取るといきなり、ガクガクと当たりです。
上げて見ると、フグ!!。クサフグです。
キャッチアンドイートが信条なれどこれは食べられません。なーんだ、と思って、すぐリリース。
次に仕掛けを落とすと、すぐにヒット。またフグ・・・リリース。
と言った感じで、釣っては放し、釣っては放しをしてました。
文字通りの入れ食いで、10匹以上放してから、面白くなってきて、ここでどのくらい釣れるかやって見ようと思ったのです。
一旦車に戻って、忘れたデジカメとバケツを取ってきます。
さて、これからは手返し良く釣ります。ワンキャストワンバイト状態です。
いやー、そんなに膨れられてもねー。(笑)
ショウサイフグに似てますが、膨れるとおなかにトゲトゲがあるのですぐにクサフグだと判ります。
でトータル1時間もしないで下の写真の釣果です。10くらいまでは数えたのですが、面倒くさくなって途中からやめてしまいました。
暇な方は数えて見てください。(笑)
この写真を撮る前にも10匹以上リリースしていますのでそれも合計してください。
それにしても、4.5mの竿で届く範囲内にこれだけのフグがいるのです。すごい密度です。
フグじゃなぁとお思いでしょうが、こう入れ食いですとそれなりに楽しめます。また、釣り初心者や子供に、なんでも良いから魚釣りして見たい、と言う向きには、飽きずに釣れて来ますので最適ではないでしょうか。
また、繰り返しになりますが、スレバリ非常に良いです。8号と大きな針を使ったこともあるのですが、フグに飲まれることもなくすべて口に針掛かりしていました。
外すの楽です。ヘラ用のでも十分使えますのでお試しください、お奨めです。
遊んでいただいたフグ達にはお帰りいただきました。
釣りの後には、もう一つの遊びをしました。
パート3に続く