廃品利用で仕掛け巻きを作ってみました。
簡単に出来る割には、良さそうですので紹介します。
使った材料は、納豆の発泡スチロール製パックのフタです。
他には枠の木材として3mm×9mmのもの、これはダ●ソーで売っている平板で桐製です。型番はB-4となっています。
それと、ムシピン、スチロール用の接着剤です。
道具は、ハサミ、カッター、輪ゴム2本、目玉クリップ2つ、ラジオペンチ、紙やすりと言ったところ。
余談ですが、ダイソーで売っている木材は以前はシナ材でしたが、最近は桐材に切り替わっています。
桐は釣りの虫エサのエサ箱として適していて、軟らかいので加工がしやすく、このような工作に使いやすい材料です。
また他の木材にいつ変わると限らないので、今のうち見かけたら一揃い買っておくと後で重宝しそうです。
話を戻します。
まずは、本体部分の加工です。
納豆パックのフタのⅤ字に溝になっている部分を切り離します。
内側の正方形の部分を半分に切ります。
その短辺の長さにあわせてⅤ字の溝を切って揃えます。
Ⅴ字溝の内側と、長方形短辺に接着剤を塗って
あわせた後、指で押さえて接着剤をなじませます。
輪ゴムで巻いてしばらく放置、この時Ⅴ字溝は開いた状態となりますが気にしないでください。
接着剤がべたつかなくなったら、目玉クリップでぴったりと押さえます。
この状態で1時間以上完全に接着剤が乾くまでそっとしておきます。
一晩置いておけば完璧です。
次に枠の木材の切り出しです。
本体より1cmほど長く切ります。
カッターの刃を押し付けるように表裏から少しづつ切込みを入れると切れます。
切り口は紙やすりを当てて滑らかにしておきます。
本体側面と枠の接着部分に接着剤を塗ってべたつかなくなるまで待ちます。
あわせて接着したら、輪ゴムで押さえておきます。
ある程度接着剤が乾燥したらムシピンを打って固定します。
桐材は柔らかいので手で押し込めますが、ラジオペンチを使うと簡単です。
カッターで糸を挟んで押さえる切込みを入れます。
力を入れすぎて切り過ぎないように注意です。
接着剤が完全に乾燥したら完成です。
多少いびつなのはご愛嬌です。
どうです、簡単でしょう。
角の部分が丸いので糸を傷つけにくくなっています。
軽いですよ。軽すぎて風で飛ばされないように注意です。
本体部分を2連にすると長いのを作ることも出来ます。
3つほど作ってみました。
上にある枠もスチロールの物は最初に作ったのですが、さすがにちょっと強度が低いので枠を木材にしてみたのです。
仕掛け巻きなどは安いのがいくらでも売られていますので、わざわざ作るほどではないでしょうが、こんな小物でも作ると愛着が沸くものです。
簡単に出来ますので、ちょっと時間がある時に作ると暇つぶしになります。
追記;
9月15日に材料や作り方を少し変えたバージョンアップ版の製作記事を載せました。そちらを参照してください。