皆さんのお使いのパソコンには時計が内蔵されています。
ですから、Windowsをお使いなら画面の右下に小さく時刻が表示されています。
この表示されている時刻が現在お使いのパソコンの中の時計の時刻です。
ところでこの表示されている時刻、かなりずれていませんか?。
このサイト↓を開くと時刻サーバーの時間を表示してくれます。
http://www3.nict.go.jp/cgi-bin/JST.pl
自分のパソコンの時刻も表示してくれてどのくらいずれているか教えてくれます。
パソコンを買ってから一回も時刻を修正したことがないと言う人は気にならないかもしれません。
しかしながら、何らかの正確な時間に関係する作業をパソコンでする場合ずれがその障害になるかもしれませんので折を見て修正するに越したことはありません。
修正する具体的な方法は、Windows画面右下の時刻をクリックすると日付と時刻のプロパティが開いてそこで出来ます。
ただこの修正、秒の単位まできっちりとあわせようとするとかなり難しい作業です。
時計と睨めっこでタイミングを合わせるのが困難なのです。
実は、WindowsXPにはインターネットのサーバーから情報を取得して自動で補正する機能があり、デフォルトではそのような設定になっています。
日付と時刻のプロパティの中のインターネット時刻のタグをクリックして表示されます。
ですから、数日に一回はパソコン内の時刻を修正してくれているはずです。
ところが、どう言う訳かあっていないことが多いのです。
どうも私のネットへの接続環境のせいなのかはわかりませんが、うまく自動更新が行われない場合があるようです。
そこで手動で更新となると、このプロパティ内の今すぐ更新ボタンを押すと修正してくれます。
で、早速先の時刻サーバーを開いてみると・・あれ?1秒ずれていると表示されます。
1秒くらいと思うかもしれませんが、一旦やり始めると気になるものです。
どうも、時刻の取得に関するソフト的なエンジンの性能に限界があって遅れが出るようです。
そこで紹介するのが「日本標準時間補正くん」です。
このソフトもサーバーから日本標準時間を取得して、ボタン一発でパソコン内の時計をそれに合わせてくれるソフトです。
作者はusagi.to.kameさん。フリーソフトです。
ダウンロードはここ↓からできます。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se217779.html
このソフトを起動すると右下の時刻の脇に下のような時計のアイコンが表示されます。
このアイコンを右クリックして開くを選択すると下のようなWindowが開きます。
現在のパソコン内の時刻と日本標準時間が並んで表示されます。ずれてますねぇ。
ここで補正ボタンを押すとパソコン内の時間を修正してくれます。
はい、あいました。
簡単です。
こちらのソフトで修正したあと時刻サーバーを開くとあっていますと表示されます。ずれは1秒以内です。
なお、Windows2000やMe以前の場合は時刻の自動補正機能そのものがありませんので、このソフトの有効性が高いと思います。
実際私は仕事場のパソコンはXPですが、自室のは2000ですのでそちらで元々使っていたものです。
このソフトの詳しい使い方は、ダウンロードしたファイルを解凍すると出てきますのでそれをよく読んでお使いください。
時刻のサーバーからの取得は、もちろんインターネットとの接続環境にパソコンがなっていないと出来ません。
それにしても、今は腕時計や小さな置時計でも電波時計があって、時刻を自動補正してくれるのに、何万円もするパソコンに電波時計内臓の機種がないのは不思議です。
それもおしいくらいコスト削減に必死なのかな?。