先日のウナギ釣りの
ミミズ捕りの記事で書き忘れたことがありました。
ミミズの採取場所は林やヤブ、草むらと言った場所に入っていったり、そのすぐそばで行います。
すると今の時期どうしてもやぶ蚊のの襲撃を受けます。
これの対策も重要です。
私は近所の広場でミミズ捕りをしていた時は、まず長袖のシャツと長ズボンを着て長靴を履き、帽子を被って軍手を手にはめてから出撃していました。
そしてむき出しの首周りや顔には虫除けを塗って、火をつけた蚊取り線香を持って行ったのです。
ミミズを捕る時間はほんの数分ですが、準備の方が時間がかかっていたくらいです。
そうしないと、その数分間であっという間に十箇所以上も蚊に刺されてしまうのです。
ミミズを捕る時は長袖のシャツと長ズボンはマストアイテムだと思います。
そして何より有効なのは、虫除けのスプレーです。
私は缶入りのガスを使ったスプレーではなくて、指でポンプを押して出すタイプを使っています。
この方が出す量のコントロールがしやすくて、内容量に対して割安です。そして容器がコンパクトなので持ち運びも便利です。
顔に塗る場合は直接スプレーするのではなくて、一旦手のひらに薬を受けてそれを顔に塗ります。
蚊対策として、蚊取り線香を使うことをすぐに思い浮かべると思います。
しかし、蚊取り線香はジンワリと効いてくるタイプですので、最初の突撃してくる蚊には効果が薄いのです。
ただ、10分くらいすると周辺から蚊が居なくなりますので、釣りをしている時に焚くのは有効です。
ミミズ捕りの場合は蚊取り線香は補助の蚊除けと思ったほうが良いです。
一応私はベルトに掛けるタイプの蚊取り線香入れを使っています。(ダ●ソーで売っています)
これらを実践すれば、蚊に刺されることはかなり防げます。
それともう一つ注意することがあります。
服装の色です。
これは蚊ではなくてハチ対策です。
これからの時期、ハチ・・・特にスズメバチが攻撃的になってきます。
スズメバチはちょっとしたヤブや林に巣を作っていることが多いです。
その巣に近づく者を敵とみなして攻撃してくるのです。
と言ってもいきなり襲ってくることはあまりありません。
まず巣がある場所に近づく者に対して周辺を偵察している斥候バチが威嚇してきます。
巣のある方向の間に入るようにしてホバリングしながらにらみつけてきます。
そうなった場合はゆっくりとさがって静かに遠ざかるしかありません。
もしヤブに入るときは、いきなり入ることは避けてください。
スズメバチの巣がある木を揺らすと一気に巣から沢山のハチが出てきて攻撃を受けることがあるからです。
巣のある周辺には偵察バチが飛んでいますので、しばらく観察してからヤブに入るようにします。
そして、服装の色です。
ハチは黒い色のものに対して攻撃してくる習性を持っています。
ハチの天敵は熊です。
熊の毛の色が黒いのでそれを敵の色とみなすようです。
ですから服装はなるべく白に近い色にしてください。
頭の髪の毛も隠す意味で白い帽子を被る事が大切です。
スズメバチは非常に危険です。熊やイノシシなどに襲われて死ぬ人は日本では一年に一人いるかどうかです。
以前は沖縄や奄美大島などではハブにかまれて死ぬ人は沢山いましたが、今は血清の普及でほとんど死ぬ人はいなくなりました。
ところが今でもスズメバチに刺されて死ぬ人は日本で一年間に20人以上いるのです。
現在日本の陸上に居る動物でもっとも危険な生き物はスズメバチと言って過言ではありません。(ウィルスや細菌と言った病原体を除く)
十分ご注意ください。