以前に簡単仕掛け巻きの作り方を紹介しました。
ここのところネット関係で釣り場でお会いした方にはその仕掛け巻きを差し上げたりしています。
さて、この仕掛け巻きの作り方ですが、その後少し材料や作り方を変えてバージョンアップしています。
と言っても大幅な変更ではないので、マイナーチェンジのレベルです。
このマイナーチェンジした作り方を紹介したいと思います。
以前の記事と併せてお読みいただくと違いが判ります。
ただ、今回の記事を見ただけで作れるようにしますので以前の記事の内容とダブる部分も多いですがご了承ください。
使う材料です。
納豆パックのフタ、6×6mmの木材(ダ●ソーの工作材料型番E-2)、ムシピン、発泡スチロール用接着剤、セロテープ
納豆パックのフタ一つから、小さいサイズの仕掛け巻きが二組出来ます。
工作に使う道具は二組の仕掛け巻きを作るとして、ハサミ、カッターナイフ、ラジオペンチ、輪ゴム4、中又は大の目玉クリップ4、紙やすり
以上です。
まず納豆パックのフタの中央部分の四角の平たい部分を切り出します。
それをさらに二つに切ります。これが本体になります。
残りの周りの部分からV字の溝を切り出します。それを本体部分の端の幅に合わせて切り出します。
そのV字の溝に接着剤を流して本体の端に合わせてなじませます。
反対も同様にして輪ゴムで押さえます。
この時V字溝は開いたままになりますが今の時点ではそのままです。
横から見てV字溝が傾かないようにしてください。
これでは駄目です。
30分ほど置いて接着剤がある程度乾燥したらV字溝を目玉クリップで押さえて完全に閉じて接着します。
この状態でさらに30分ほど放置しておきます。
完全に接着したら、その上にセロテープを貼ります。スチロールは軟らかいので糸が食い込まないようにする工夫です。
はみ出たセロテープはハサミで切ります。
本体側面の長さより両側5mmほど長くなるように枠になる木材を切ります。
カッターで四面から切込みを入れれば簡単に切れます。
切り口は紙やすりを当ててバリを削り取ります。
本体側面に接着剤を多めに流して、枠の木材と合わせてなじませます。
反対側も同様にして一旦はがし、この状態でしばらく置きます。
接着剤がべとつかなくなったら貼り付けて、目玉クリップで押さえます。そして輪ゴムを巻いて軽く締め付けます。
目玉クリップを使うことによって曲がらずに平たく接着できます。
反対側も同様にしてまた30分以上置きます。
接着剤が完全に乾いたら本体の四隅部分にラジオペンチでムシピンを打って本体と枠の接合を完全にします。
最後に糸挟みをカッターで入れます。
完成です。
二組出来ました。
ダ●ソーの材料木材ですが、以前はシナ材が使われていました。
今は桐材に切り替わっています。桐材の方が軟らかいので切りやすく、ムシピンを打つのも楽です。
写真の二組の仕掛け巻きに使った木材は以前のシナ材が余っていたので新しい桐材のものとそれぞれ別に一組づつ作ったものです。
前回の方法よりも作りやすくなっていると思います。
お試しください。
なお、工作にはカッターなどの刃物やムシピンなど先の鋭いものを使います。
手を傷つけないように怪我には十分ご注意ください。