所沢の今朝の気温は22℃で雨が降っています。
涼しいですねぇ~
昨日から8月に入りましたが、とてもそんな感じはしません。
体は楽なのですが・・・。
一応九州南部、四国、関東甲信越は梅雨明けしたとなっていますが、実際に梅雨明け後晴れたのは3日間ほど。
その後は曇りや雨の日が続いて事実上戻り梅雨の状態になっています。
東海地方はつい先日梅雨明けしたとなっていますが、そのほかの地方はまだ梅雨明けは出されていません。
まだしばらくこの状態は続きそうです。
今年は記録的に梅雨明けが遅い夏になりました。
気象庁が先週発表した3ヶ月予報では気温が低くて雨が多いと出されました。
その前の3ヶ月予報では暑くて晴れの日が多いとなっていたのでまったく反対に変化したわけです。
これを聞いて「やっぱり」と私は思いました。
この変わった原因として7月に入った頃急にエルニーニョ現象が発生したことを指摘しています。
しかしながら、気象と言うのはちょっとしたきっかけで大きく変化するのは常で長期にわたる予想をするのは非常に無理があるのです。
カオス理論と言うのを聞いたことがあると思います。
自然現象に代表される複雑系の科学理論で「初期に起きたきっかけが、後にどのような結果になるか予想不可能である」と言うものです。
そこで引き合いに出されるのがバタフライ効果です。
それは「ブラジル(もしくは北京)で蝶が羽ばたくとアメリカ(もしくはニューヨーク)で嵐(もしくはハリケーン)になる」と言うやつです。
地球の裏側で蝶が羽ばたいたことによる小さな空気の動きが徐々に増幅されてついには嵐になることも理論的にありえないことではないことを示しています。
このことからも長期の気象の予想は不可能と言え、信頼できる予想範囲はせいぜい一週間と言ったところでしょう。
前回の3ヶ月予報を信じて、それに対応した製品の増産をしたメーカーや仕入れをした商店などでは在庫に頭を抱えているところがあるかもしれません。
こういったことを避けるためにも、長期の気象予想は出さないほうが良いのではと個人的に思っています。
また、私自身3ヶ月予報はまったく信用していません。
でも、長期予報を求めるのは業界からの要望なのですが・・・・