埼玉の空より

テナガエビの番組

昨日のNHKのeテレの番組「ギョギョッとサカナ⭐スター」のテーマはテナガエビでした。

この番組はさかなクンが水の中の動物を毎回一つに焦点を当てて紹介していく企画です。

今回はテナガエビ。

まずは手賀沼でのテナガエビ釣りから始まります。

メスしか釣れず、特徴的な長い腕のオスは残念ながら上がってこなかったようです。

その後、テナガエビの生態や特徴などを説明し、そして最後は食するところまでやります。

なかなか面白いのでNHK+で来週の金曜日まで観ることができるので興味がある方はご覧ください。

テナガエビ釣り・・・どころか釣り自体何年もやっていないなぁ〜・・・。

百舌鳥（モズ）

今日、お彼岸の行事として、墓参りに行ってきました。

我が家の墓は隣の市にありまして、車で行けば30分ほどでいけます。

この墓には我が両親と、お袋の兄の3人が入っているのですが近くならではで気軽に行けるのがメリットと思っています。

さて、事墓参りのとき近くの林の木の上でモズが鳴いているのを聞きました。

モズのけたたましい高鳴きは、秋の風物詩です。ただ、今の時期は少し遠慮気味で大人しめの鳴き方です。

モズの秋の高鳴きは、毎年秋のお彼岸の頃から鳴き始め、越冬地の縄張りが確定する11月いっぱいくらいまで続きます。ピークは10月の中旬すぎからでしょうか。

文字通り秋を表す音で、ドラマなどで秋の効果音としてよく使われます。モズについてよく知っている方はすぐ気付くと思います。

特にNHKの大河ドラマで使われますが、民法のドラマで時たまに秋ではないのにモズの高鳴きが効果音として使われて「このドラマのプロデューサーは解っていねぇー」と一人突っ込んでいます。

実は今日のNHKの夜7時半からの番組「ダーウィンが来た！」ではこのモズがテーマでした。

さすがはNHK、モズをテーマにするとは時期がよく解ってらっしゃる。

この番組ではモズの習性で有名な「モズのはやにえ」に特化して番組を構成していましたが、新たな事実に焦点をあわせていて感心していました。

NHK+でしばらく見ること出来ますので、見逃した方は見ることをおすすめします。

モズは今の時期人里近くに多くいる鳥です。近くに田や畑、林や川や池、木が多い公園などがあればいる可能性が高いです。つまり、モズの獲物は比較的大型の虫やカエル、トカゲ、ときには小鳥や小魚なんかがターゲットですので、それらがいる環境です。

モズは小型の鳥にしては珍しくほとんど肉食なのです。そんなんで小さな猛禽と言われます。

きっと皆さんの近くでも今の時期、けたたましいモズの秋の高鳴きを聞くことができると思います。家の外から聞こえてくる鳴き声に耳をそばだててみてください。

NanoVNA

自作好きのアマチュア無線家にはすっかりおなじみとなったNanoVNAは、持っている方も多いと思います。

私も今年のはじめに買って、色々といじって遊んでいます。話題になっていますので今更説明するまでもないのですが、一応簡単にどういうものなのか紹介しておきます。
ついでに昔から使っていた測定器についても書いておきます。
VNAとはベクトルネットワークアナライザの略で、高周波回路の特性を様々な角度から測定する計測器です。高周波回路の特性の測定というのはかなり厄介で難しく、それを測れる専用の測定器であるVNAを持つことは自作派アマチュア無線家にとっては憧れでした。アマチュア無線家の使う測定器というと私が無線を始めた40年前頃はテスターとSWR＆パワー計位までは持っているのはデフォルトでしたが、それ以上となると自作に凝っている人でディップメータと周波数カウンタ位でした。オシロスコープもそろそろ使う人も出始める頃ですが、実際にこれを所有する人は極少数でした。これらの少ない測定器を使って無線機やアンテナを自作していたのですが、暗中模索に近い状態で手探りで作っていたのです。その後、スペクラムアナライザ（通称スペアナ）なるものが出始めてこれを使えばフィルターの特性がわかるので欲しいと思ったものです。しかし、中古でも相当な額でしたのでとても手が出ませんでした。20年位前ころから普及し始めたのがアンテナアナライザーでした。これが有ると無しとではアンテナの製作においては大違いで調整が大幅に楽になりました。ディップメータと組み合わせて使うインピーダンスブリッジがその前からありましたが、それを一体化したのがアンテナアナライザーです。使い勝手が大いに向上したのです。個人的にはノイズブリッジを自作して使っていました。そしてそして、同じ頃そろそろ話題に出てきたのがVNAです。こいつを使えば、ここまででてきた様々な測定器ではこなせない測定をでき、そして同じ内容の測定ならばさらに詳しくできるのです。デジタルで測定値がバッチリと数値で出てくるのでアナログの測定のようになんとなくこんな感じかなというのとは違うのです。特に周波数特性が測れるのはVNAならではです。しかし、こいつはスペアナよりも更に高価で高級車一台も買えるほどでしたので手に入れるのは夢のまた夢でした。
そして現代、そのVNAが驚くべき安さで手に入るようになったのがNanoVNAです。あまりの安さにオモチャじゃないかと勘ぐってしまいましたが、さにあらず。アマチュアが使うには十分な機能と性能を持っていて、様々な高周波の測定に使えることがわかったのです。3年ほど前から話題になって、この2年位で自作をするアマチュア無線家の間に一気に普及した感があります。
このNanoVNA非常に機能が多いので使いこなすのに苦労している人が多いようです。もともとVNAは使う人のスキルを要求する測定器です。使いこなすには解説本やネット上の情報は貴重ですが、それを元に色々いじりながら操作方法を覚えていくのが近道だと思います。私も試行錯誤しながら操作しています。
設定や機能の切り替えは画面をタップして、出てくるメニューから選択して操作するのですが、メニューの選択が多層構造になっていて複雑ですので、そのメニューマップが付属しています。これを見ながら操作するのですが、パッと見でこのメニューの機能をすべてわかる人はいないでしょう。そこでこれを元にExcel形式で起こしてみました。Excelならセルに注釈をつけることができるので、この後一つ一つの操作方法や機能を注釈の形で入れていきたいと思います。選択したメニューの操作をすべて覚えるのは至難の業ですので無理がありますが、注釈の形で操作方法を解説すればExcelを立ち上げてみながら操作できます。また、注釈を入れるにはそこの操作について理解せねばなりませんので高周波の測定の理解とともにスキルアップが図れると思います。
ところで、Excelで起こしたは良いのですが、実際のNanoVNAの画面と少々違うところが有るのです。ファームウェアのバージョンアップによって変更されたのかもしれませんが、NanoVNAの公式サイトを見てもメニューマップは変更されていないのです。私のNanoVNAのVer画面です。NanoVNAは複数のデベロッパーが出しているので、そこでオリジナルの仕様変更がされている可能性があります。私のNanoVNAはこのVer画面を見ると「NanoVNA-H」となっているのでそのオリジナルバージョンなのだと思われます。買うときは気づきませんでした。
自分のNanoVNAの画面にあわせてメニューマップを修正してみようかと思っています。

2023ハムフェア

日曜日の8/20ハムフェアに行ってきました。

ハムフェアに行ったのはなんと15年ぶり。

この15年ほとんど無線をすることはなかったこともありJARLも退会していたので、ハムフェアも行かなかったのです。

本当は昨年あたりから無線を再開しようと思っていて、昨年のハムフェアに行こうとしていたのですが、昨年はちょうど新型コロナの影響を受けてしまって行けなかったのです。

無線を再開するにあたって、やはりJARLに入会するのは必要と思っていたのですが、入会金が発生しない形での入会はハムフェアイベントでの入会が一番。

というわけで今年のハムフェアに行くことに合わせてJARLにも入会となったわけであります。

交通のコースは地下鉄有楽町線で豊洲まで行き、そこからゆりかもめを利用することを選択しました。

この行き方が値段と時間のバランスが良いんです。

本当は一番安いのは丸ノ内線で東京駅まで行って、そこから都バス利用なのですが、なにせ東京駅からビックサイトまで1時間かかる。りんかい線やゆりかもめができる前はこれしかなかったのです。

一番早いのはりんかい線を使えば一本で行けるけど、非常に交通費が高い。

家を9時に出て、現着10時半頃でした。

会場は南棟なのでゆりかもめの駅から結構ある。

動く歩道があって、室内なので冷房が効いていて助かるけどやっぱり遠いなぁ。

受付でJARLの入会手続きをすると、ハムフェアの入場券もくれた。

あれ？JARLの入会金が無しだけでなくハムフェアの券がもらえるんだ。

まずは会場に入ってメーカーコーナーから見て回ります。

ICOMは去年発表したIC-905をやはり全面に出していて大々的に宣伝しています。

個人的にはこれを買うことはほぼありえないので眺めるだけ。

本当はHF機を見たかったけど、3台くらいしか出していなくて気軽にさわれるようにはなっていなかった。

対象的に八重洲はHF機をズラッと並べて展示してたのが印象的。

ケンウッドはトリオブランドで出すTS990を全面に出して人だかりしてしてました。これも買うことはありえないです。

それにしてもJAIAの加盟メーカーが少なくなって寂しいですなぁ〜。八重洲ってJAIAに入ってないのを知ってびっくり。

それと少し驚いたのはRIGOLやOWONといった中国の計測器メーカーがブースを出していて非常に元気。

日本の計測器メーカーが一切無かったのと対象的です。

まあ、個人的にもOWONのオシロがほしいと思っているのでしかたがないところなのかなぁ。

メーカーコーナーのあとはクラブコーナーを見て歩きます。

順番に見て歩いていきますが、昔は元気だったところが見当たらなくなっていたりしてやはり時代を感じてしまいます。

そんな中、6M AMロールコールグループは健在で記帳させていただきました。AMロールコールも15年くらいチェックインしていない。

3エリアのAMロールコールグループのブースでは自作系のパーツ類を販売していて、これは少し気になったので後でチェック。

ざっと一通りしたところで12時半頃になったので昼食とします。

会場の休息コーナーの店では並んでいるし、いまいち食指が動かなかったので会場外に出ます。

それにしても、この時間でも入場してくる人が結構いる。私が来たのもそんなに早くないけど更にゆっくりの人もいるのだと思いました。

昼食は最初は店でとも思ったのですがやはり混んでいるので、安直にコンビニ弁当にしてしまいました。

その弁当を通路にある外が見えるベンチでいただきます。これはこれで気持ちが良い。

下を見ると眼の前の海に向かって釣りをしている人がいる。日を遮るものもないところで炎天下での釣りに感心しつつ何が来るのかな？と思っていました。カニ餌でクロダイ狙いが面白いかも。

昼食後会場に戻ります。

今度はじっくりと見て回ります。

カタログもらったり、マシンを触ってみたり。

CQ出版で色々本を見たり。本は結局これを買ってみた。

おまけでこんなのくれた。時代を反映している。

3エリアAMロールコールグループで気になったパーツを買いました。

MOSFETの2SK439と50.55MHzの水晶。

2SK439と2SK241が並んで出ていたようですが241の方は売り切れていた。

しかし、439のほうが実はレアで241よりも使いやすいという噂もあるくらいで前から439があればほしいと思っていたのです。

値段も439の方が安く出ていました。

水晶の方はAM送信機でも作ってみましょうか。

で、結局会場で買った買い物はこれだけ。

大物の買い物はしませんでした。

会場では2時をすぎる頃からそろそろ終わりの雰囲気で、片付けを始めるところが出てきます。

その後もしばらく見て回っていましたが、大方のブースが閉まったので3時半過ぎに会場を後にしました。

前は5時終了でしたが、今は4時なのですねぇ。

さてその後、まだ時間があるので秋葉原にちょっと寄ることにしました。

ゆりかもめで豊洲まで行って、有楽町線に乗るのは行きの逆でここまで同じ。途中銀座駅で銀座線に乗り換え神田に行くことにします。

しかし、銀座で乗り換えるのに有楽町線の銀座駅から銀座線の銀座駅まで非常に長い。長々と地下道を歩かされて、さらに一旦地上に出て100m以上も歩かされる。暑いのでしんどい。まあ、銀座を少しでも歩けたのは20年ぶりくらいでそれはそれで良かったかな。

神田駅から秋葉原の万世橋の方がよっぽど近い。

秋葉原ではハムショップを3件見て物色。

その後パーツ店を見て、最後に秋月で買い物をして帰ります。

欲しかったのはデジタルのパネルメーター。

それとトランジスタと圧電サウンダを買いました。

帰りは御徒町まで歩いてそこから山手線です。

家にたどり着いたのが7時過ぎ。

暑い中かなり歩いたのでへばってしまいました。

帰ってから風呂入って、夕食にビールを飲んでその後爆睡でした。

クマゼミが多くなった

昨日のことですが、隣の家の庭木でクマゼミが鳴いていました。

アブラゼミやミンミンゼミはソロソロと鳴き始めて、段々とボリュームアップしていくのですが、クマゼミはいきなり最大ボリュームで鳴き始めます。体が大きいので鳴き声も大きく、しかも長時間鳴くのでかなりやかましい。

当地ではクマゼミの鳴き声は7〜8年くらい前に一夏に一回くらい聞こえ始めましたが、去年辺りから複数回聞かれるようになり、今年はすでに5回以上も聞いています。

こうなるともう当地でも繁殖しているのは確実です。

クマゼミはもともと関東には居ないセミでしたが、それが気候変化とともに関東にも進出してきて10年くらい前ころには都心では普通に聞かれるようになっていました。更にこちらまで進出してきたということです。