パソコンの中には時計が入っていまして、Windowsを起動すると現在時刻が右下に表示されているのはご存知だと思います。
この時計はWindowsXP以降はサーバーの時計と一定間隔で自動に同期されるようになっています。
ですから、いつも正確ですよね。
ところがです、数日前からその時計がおかしいことに気づいた方は多いのではと思います。
設定では日本標準時間を表示しているはずが、なぜか世界標準時間が表示されるのです。
この時間を同期する相手のサーバーはデフォルトではtime.windows.comを選択するようになっています。
とこがどうやらそのtime.windows.comの時刻がおかしくなっていたようで、前回の自動同期の時からパソコン内の時刻が狂わされているようです。
試しに、右下の時刻をクリックして「日付と時刻のプロパティ」を開き、インターネット時刻のタブを開いて「今すぐ更新」をクリックすると、現在はサーバーがダウンしているようで同期が失敗します。
これはWindowsXPの場合ですが、Vistaや7では少し操作が違いますが、やってみるとわかると思います。
そこで対策としてはサーバーを切り替えてやると正確な日本標準時間に同期してくれます。
先ほどの「日付と時刻のプロパティ」の「インターネット時刻」を開いてサーバーをtime.windows.comからtime.nist.govにしてから「今すぐ更新」をクリック、しばらくすると正しい時刻に同期するはずです。
↓
なお、これは当然パソコンがインターネットに繋がっていることが条件です。
お使いのパソコンの時刻が正しいかお確かめください。
追記:3/26になった今日の午後3時現在、「time.windows.com」のタイムサーバーが正しく復旧した模様です。
従いまして、タイムサーバーを切り替えなくても、「今すぐ更新」ボタンを押せば正しい時刻に修正されます。