今晩は満月。
そして皆既月食が起こります。
今回の月食は観測条件が良くて、日本全国どこでも月食の開始から終了まで月が地平線上にあります。
つまり天気さえ良ければ欠け始める最初から満月に戻る最後まで見ることが出来るわけです。
問題はその天気ですが、現在は日本付近は冬型の気圧配置で日本海側の各地は雨や雪が降っていて、残念ながら月食を見ることはかないそうにありません。
反対に太平洋側の各地は晴れていて十分に堪能出来そうです。
寒さ対策をしっかりとして外に出て見てください。
食の開始は9時45分、月が地球の影に完全に入り込む皆既状態になるのが11時5分、それから皆既状態が58分間続いてその後は徐々に満月に戻って行きます。
食の完全な終了は日付が変わった1時8分です。
ところで月食が起きているときは月側から見ると太陽が地球によって隠される日食状態になっているわけです。
どんな風に見えるのか見てみたいものです。
地球上で見られる日食と同じじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが違います!!
地球には大気があるのでそこで乱反射と屈折をした太陽の光が月まで届くのです。
だから、地球の周りの大気の部分が赤く縁取られたようになっていて、その周りに太陽コロナが見えるでしょう。
想像すると楽しいと思いませんか?