今日のニュースで、ちょっと面白いものを見つけました。
それは、日本のフナは約400万年前に中国大陸や台湾、琉球のフナと別れて独自に進化したものであることがわかったと言うのです。
少し前の記事で「
魚の放流」と言うのを書いたのですが、その中でフナの遺伝的な多様性について触れたことがあるので今回の記事を興味深く読みました。
その記事の全文は↓のページで読むことが出来ます。
http://news.biglobe.ne.jp/social/171/jj_091229_1711533712.html
そのなかで、キンブナやギンブナはDNA的に違いは無いのだが、マブナは住む環境などによって外観の細かな違いがきわめて多くて分類が難しいとのこと。
明らかにDNA的に違いがあって分別できたのは(1)本州種(2)九州種(3)本州と四国種の3つに別れることがわかったそうです。
やはり、同じマブナと言えども川筋が違えば移動して放してはいけないのだなと、改めて思ったのでした。